Day 44?

であってるのかな?

鬱の治療は薬がきいてるのか実家療養が功を奏してるのか、どちらもあるんだろうけどおかげさまでうつの状態は良好な感じ。

気分が悪くてずっと寝てる日もあるけど、日中やることなくて暇だなーと思える、比較的活力のある日も多くなった。ので、主治医に復帰どうですかね、と訪ねたら、一瞬良くなっても再悪化する恐れが高いから、12月中の復帰は無理だね―と。療養は予定の2ヶ月から長引く模様。幸い、会社からは、焦る必要はなくて主治医の方から復帰を促されるくらいまでになって復帰してねとのことで少し安心した。

 

そんなさなか、ここ1ヶ月実家の愛犬が血尿をしたりボーッとしてたりして調子が悪いので医者につれて行ったら末期の肺がんと診断されてしまった。

CTで健常な肺をとると黒く映るが、うちの犬の肺写真を見ると肺がもやもや真っ白になっており、がんが肺全域に転移しているのが素人でもわかった。腎臓にも腫瘍があり、破裂、出血して貧血になってるとのこと。もう手術等ではどうすることもできなくて、高濃度酸素室に入れて呼吸を楽にしてあげるのが最善らしい。実際普通の大気下では呼吸がとても苦しそうで、今日は血も吐いてしまっていた。

この犬は、私がひとり暮らしをはじめたときに、息子の身代わり?として実家で買った犬で、私も戻る度にかわいがっていた。そんな兄弟みたいな犬、ここから予後を見守ることしかできないのはとてもつらい。特にかわいがっていた実家の母の心痛は計り知れない。あのCT写真見る限り相当苦しいだろうなあと、安楽死させたほうが楽なんじゃないかと私はおもった程であったが、回復を信じている母、酸素室の中で一生懸命頑張ろうとする犬を見ていると何も言えなかった。

 

神がかり的なことは対して信じないのだが、ひょっとしたら私が鬱で休職し、実家静養を言い渡されたことは、この愛犬の最後を看取るようにとの神の思し召しなのではないか、と思ってしまったり。。。実際、共働きの親に代わって休暇中の私が日中の面倒を見るようになっていて、親には、変な言い方だけど帰ってきててくれて感謝していると言われる。

 

愛犬の予後は長くない、でも、精一杯サポートして、楽に逝かせてあげたいと願っている。