復職

会社をしばらく休んで、復職した。

 

結果的には休んで良かったと思う。
無理してたら死んでたかもしれない。
ダウンのときはそれくらい苦しかった。

 

調子が悪くなってしまった原因は、いくつかある。大まかには、

・周りに気を使いすぎてしまったこと。
・良く見られたいという考えが強くて、周りにも自分にも
 嘘をついてごまかしてしまっていたこと。
・自己肯定感の低さ
・さまざまな不安定さ(金銭とか、生活リズムとか、いろいろ)

などなど。

 

いろいろあったけど、これまでの休職・復職プロセスで
一番思ったのは、「人間誠実に生きたほうが結果的に楽」ということ。

 

休むまで、上にも書いた変な考え方のクセに基づいた行動をしてきた結果、
本当の自分と、対外的な自分のミスマッチが徐々に徐々に大きくなってしまった。
ミスマッチは自分を追い込んだ。

心のバランスの不一致。
自分を生きるというより、演じるというような感覚。

そもそも自分のことを全くわかってなかったのかもしれない。
人の欲求を満たすのが嬉しくて生きてきたから。

 

 

今自分は、誠実に生きようとしている。
誠実というのは、具体的には、正直に、自分をさらけ出すことだと考えている。
普通の人には当たり前のことかもしれないけれど、
行動の仕方にもくせがあってなかなか難しい。勇気がいる。

正直に生きていると、自分の心のバランスもとりやすい。
休む前、演じている感覚だった自分は、人に怒られたり強く言われたりすると、
自分の役を変えるイメージで人に迎合するように方向修正をおこなっていた。
結果、役も増えてしまって、演じきれない。
自己矛盾というか、一貫性のない自分に辟易して自分の肯定感も低くなる。

自分の正直な考えを抽出・発出して(抽出が自分には難しいのだけど)
生活していると、少なくとも自分には嘘をついていないので、
自分で自分を責めることは少なくなった。

周りに怒られたり、注意されたりしたときにも、自分中心に考えることができるし、
本当の自分に対して言ってくれている感覚になるので、それが的を得ている場合には
相手への信頼感も生まれることがわかった。

 

 

誠実を心がけるようになって、嫌な対応をされたことは今のところないし、
むしろ周りは優しくて、ちゃんと聴いてくれて対応してくれることが多い。
会社の人だけでなく、家族も、友達も。仲間を作っていく感覚を得られている。

あとは、休職・復職して、「この人はちゃんとサポートしてあげないとな」、
的な雰囲気で周りが接してくれるのを感じる。
文字で書くと、気を使わせていて嫌なイメージなのだけれど、
正直に言いやすいので、意外とありがたく思っている。

 

今は、自分に正直に生きて、結果ひとのためになればいいな、と思う。

 

なんだか雑文になってしまったけど、後生のため投稿。